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2022年3月25日波多信子展VOLVOXの10年を締めくくる最後の展覧会。波多信子さんはVOLVOXの成長と共に10年を過ごした作家のおひとりです。
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2022年3月16日泰良木ゆめ・井分潭風・西山英樹 展創作人形作家・泰良木ゆめさんと書家・井分潭風さんの二人展に、木工芸の西山英樹さんの作品を加えた展覧会。ゆめさんが生前に親交を温めていた西山さんの作品も展示されました。
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2022年3月10日栞のアーティストたち展 in 津三重県障がい者芸術活動支援センターとの共催による展覧会。
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2021年1月13日 – 1月18日西尾恭子「刻の風景Ⅱ Time of the landscape」西尾恭子さんによる個展。
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2019年8月HANABACA Returns 花散るや 金輪際三重と東京から花いけ師を招いた27時間の特別イベント。
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2019年7月19日 – 7月21日Motomitsu Maehara「沈黙の花」パリ在住のMotomitsu Maeharaによるコラージュ展。
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2017年6月30日 – 7月2日Motomitsu Maehara「ART & MUSIC」パリ在住のMotomitsu Maeharaによるコラージュ展。
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2014年2月泰良木ゆめ 個展創作人形作家・泰良木ゆめさんのVOLVOXでの初個展。
VOLVOXは2013年に開廊し、2022年3月をもって閉廊いたしました。上記は主な展覧会の記録です。各展覧会の詳細なレポートはブログをご覧ください。出展作家のプロフィールは作家紹介のページに掲載しています。
四天王会館の豊かな樹々に囲まれたレトロな雰囲気のなか、一階に位置するVOLVOXはアートとクラフトの表現空間として地域に親しまれてきました。協同運営というスタイルをとり、さまざまなジャンルの作家たちが自律的に空間を耕してきたこのギャラリーは、訪れるたびに異なる表情を見せる場所でした。展示の内容はもちろん、壁の配置や照明の使い方に至るまで、作家たちの手によって毎回丁寧に作り替えられていきました。そうした柔らかな運営のあり方が、この場所に独特の空気感を生み出していたのです。
VOLVOXでは多くの展覧会が開かれてきました。創作人形作家による繊細な世界観の展示、書家による力強い筆致の作品、木工芸の温かみのある造形、そして彫金やコラージュ、花いけのパフォーマンスまで、実に幅広い表現が並びました。個展もあれば複数作家によるグループ展もあり、それぞれの作家が持つ個性が交差することで、新たな魅力が引き出されることも少なくありませんでした。ギャラリーという小さな空間だからこそ、作品と向き合う濃密な時間が訪れる人に提供されていたのです。
長年にわたりVOLVOXを支えてきた運営会員や出展作家たちの存在は、このギャラリーにとって何よりの財産でした。閉廊の挨拶が告げられたとき、多くの人がこの場所への感謝の気持ちを言葉にしました。ギャラリーは物理的な空間であると同時に、人々の思いが集まる場所でもあります。VOLVOXが歩んだ十年の歳月は、関わったすべての人々の記憶に刻まれています。作品を通じて生まれた対話や出会いは、形を変えてこれからも続いていくことでしょう。
四天王会館の持つレトロな建築の趣は、VOLVOXの展示空間に独特の深みを与えていました。古びた窓枠から差し込む光、廊下に響く足音、木の床の感触——そうした建物そのものの個性が、作品を引き立てる役割を果たしていたのです。現代の真新しいホワイトキューブとは異なる、時間を経た空間だからこそ生まれる調和がありました。作家たちはその特性を理解し、会館の雰囲気と作品との関係を意識しながら展示を構成していました。
VOLVOXが果たしてきた役割は、単なる展示の場の提供にとどまりませんでした。作家同士をつなぎ、観客と作品のあいだに新たな関係を育み、地域の文化活動の拠点としても機能してきました。障がい者芸術活動支援センターとの共催展に見られるように、表現の可能性を広げる試みも積極的に行われていました。閉廊後も、この場所で育まれたつながりや精神は、それぞれの作家の活動や新たな場所での表現へと受け継がれていくことでしょう。